ご家庭で出きる予防・応急処置
              (参考資料)
           

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                           ご存知ですか?「AED」
                           (平成22年5月31日(月)西日本新聞・春秋より)


        街なかでも設置が進む医療機器「AED」(自動体外式除細動器)について先日のこの欄で書いた。
       学校にも設置されているようで「最近、熊本で心停止状態になった高校生がAEDに救われました」と
       教えていただきました。

       今月2日、熊本県荒尾市の荒尾高校で3校によるサッカー部の練習試合が行われた時のことという。
       接触プレーのあと生徒が一人倒れた。「おい、大丈夫か!」「しっかりしろ!誰か救急車を!」「AEDを!」

       荒尾高校サッカー部コーチの村上誠一さんが玄関脇からAEDを持ってきて、2〜3分後に装置した。
       心電図を測定したAEDから音声で指示が流れる。電気ショックを与えるよう指示されたのでその通りに
       した。生徒は唾液を嘔吐し、声を上げた。

       県サッカー協会のホームページにある井薫会長のブログに詳しい。救急車が着くまでの8〜10分間、
       生徒やコーチたちは心臓マッサージなども行った。協会が勧めてきた救急救命講習を受けた人が多かった。

       生徒が倒れた原因は心臓震とうだった。胸部への衝撃で心臓が止まる状態を言う。
       健康な子どもの突然死の原因一つとされる。原因は何であれ突然の心停止に対しては一分を争う。
       熊本での事例は救命連携のお手本になった。

       AEDは公共施設や商業施設でも設置が進む。福岡市・天神でいうと地下鉄駅の改札口付近でも
       目にすることができる。気づかずに通り過ぎる人もいるだろう。


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